水素爆発を起こしたのは
1号機が
3月12日15時31分(35分との説あり)
3号機が
3月14日11時1分
でした。
無責任な中間報告で水素爆発の原因が一応、公式的に
爆発したのは
ベントにより
水素が原子炉建屋に漏れて
爆発した
とのいい加減なものになってしまいました。
無責任ですが、気分が悪くなりますので私は中間報告なるものは読んでいません。
昨年の暮れ、TVニュースの解説でその存在を知った程度です。
さて水素爆発と放射能の関係を調べてみましたのでお知らせします。
こんなこと、もう終わりにしたいのですがどうも政府は日本を核燃料からでる放射能のゴミ捨て場にする気のようです。
そういう風に思えてしかたないのです。
資料は
です。
配置図は
モニタリングポストは
です。
各モニタリングポストの最大値(μSv/h)とその出現時刻は
場所 最大値μSv/h 出現時刻
MP-1 150 3月13日16時20分
MP-2 820 3月14日04時00分
MP-3 481 3月14日09時20分
MP-4 1557.5 3月13日13時52分
MP-5 6.9 3月14日12時46分
MP-6 4.2 3月14日12時34分
MP-7 1292 3月21日17時06分
MP-8 80 3月12日21時10分
管理棟 0.065 3月11日18時10分
事務本館北 5055 3月18日17時00分
正門 1932 3月21時18時30分
正門付近 11930 3月15日09時00分
西門 2434 3月15日12時15分
体育館付近 0.054 3月11日17時20分
体育館脇 752 3月16日17時03分
なかでも最大は正門付近の11930μSv/h=11.93mSv/hです。
年間量に換算するには24時間×365日=8760を掛ければよいので
11930μSv/h=11.93mSv/h=104506.8mSv/年
一般の人の年間許容被曝線量は1mSv/年のようです。
各モニタリングポストの値を見てみましょう。
正門付近
正門付近はベントや水素爆発と関係なく15~16日にかけてまるで格納容器の中身が出てきたような印象をもちます。(多分印象ではなく証明できないだけで事実だと思います。)
周期的にほぼ12時間おきに出ていますから人間が操作したのかもしれません。
ピークの後に時間的にとの程度まで下がるか確認しておきます。
半日で500μSv/h程度まで下がるようです。
正門
正門付近と正門でこうも違うのかとの思いです。
正門付近は直接放射能が吹きつけ、正門はその余波が達したと言うことかもしれません。
事務本館北
データがないだけ(?あるのかもしれないが・・)で17日以前から高くなっていたはずです。
15~16日にかけ格納容器の放射能が外にでて、その後も小刻に放射能が外に出ている(
dasiteiru )のだと思います。
西門
15日のピークは正門付近に吹き付けた放射能の余波だと思います。
18日は事務本館で1つのピークが出ています。おそらくそのピークがでている時間帯のデータが途切れています。恐らくピークがあったのだろうと思います。
逆に西門の19日のピークに対応する時間帯は事務本館では途切れています。
MP-4
東電は
3月12日に
とプレスを出しています。
制限値を超えたのはMP-4です。
爆発直前にピークがでますが、東電は12日14時30分に格納容器圧力低下を確認しベントによる圧力低下と判断しています。
14時30分ころに上空に向かって廃棄筒より放射性物質を出し、その放射性物質が約1時間後に落ちてきたことになります。
ピークは爆発前でベントによって生じています。
爆発によりMP-4の放射能は高くなっていません。
画像は省略しますが、1号機の爆発は水平方向の爆発でした。
もし、ベントで漏れた放射能と水素が原子炉建屋に漏れたなら爆発で正門付近上の放射能が漏れたはずです。
奇跡的にどのモリタニングポストでも水素爆発による放射能は観測していなかったことになります。
常識的に、1号機の原子炉建屋の中には入れなくなるはずですが・・・
3号機の爆発は3月14日11時1分で、この爆発の前のピークは9時12分です。
MP-4ではこのときのベントを捕らえられなかったようです。
MP-1
1号機のベントや爆発との関係は私にはわかりません。
MP-2
ベントや爆発との関係はわかりませんがかなり高い値を観測しています。
MP-3
ピークは9時20分です。ベントは9時24分ですが・・
ベント後1時間程度たってピークを向かるはずですからこのピークは爆発どころかベントとも関係なさそうです。
MP-5 MP-6
はベントや爆発との関連はとらえていません。
MP-7は3月21日17時06分に1292μSv/hを1回観測しただけで、後は数回10μSv/h以下の値を観測しただけでした。
ントや爆発との関連はとらえていません。
MP-8
ピークは 3月12日21時10分です。
ベントや爆発のとの関連があるとは思えません。
爆発によって放射能が観測されるなら、正門付近の観測結果と似るはずだと思います。
体育館脇
ベントや爆発との関連はわかりません。
モニタリングポストでは水素爆発による放射能は確認できませんでした。爆発によって放射能は漏れていない可能性のほうが高いと思います。
いい加減な中間報告なのでしょう。
原発を続けるなら、失敗を繰り返すのは確実なような気がします。
さて、2号機のピットに漏れたものは除いて放射能が直接漏れたのは15日以降のようです。
15日に何があったか確認しましょう。
によると
3月15日6時頃に大きな音がして4号機原子炉建屋が損傷しました。
大きな音を伴っているので爆発でしょう。
また
によると6時ころ2号機のサプレッションプール(圧力調整室)で異音が発生するとともにサプレッションプール(圧力調整室)の圧力が低下しました。
この音は4号機付近の音と後に訂正していたような気がしますが、サプレッションプール(圧力調整室)に穴が開いたのは間違いなさそうです。
もう一度、正門付近の拡大グラフを確認します。
3月15日6時00分73.2μSv/hだったのが6時50分583.7μSv/hと放射能の値が跳ね上がっています。
写真もとには申し訳ないのですが・・・
の写真を少し加工させてもらいました。
ゴメンナサイ
正確な写真は画像元で確認ください。
廃棄筒と3号機を繋ぐパイプが外れています。
おそらくこのとき外れたのでしょう。
おそらくこのとき外れたのでしょう。
ここから3号機の格納容器からプルトニュウムを含む放射能が直接漏れたはずです。
東電(電力会社)になんかに原発をませていおいてはいけません。
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ところで
燃料プールはとても危険なものであることがまだわからないらしい
燃料プールの水がなくなれば手がつけられない、とんでもないことになるのです。
チャイナシンドロームが目の前で起こるのです。
チャイナシンドロームが目の前で起こるのです。
電力会社はかつてこのプールを一般人に見学させていました。
テロ対策など行っていなかったのです。(バカヤロー)