2011年7月25日月曜日

原子力発電所の水素爆発について メモ42

3月14日 3号機爆発 (長くなりますので メモ42 メモ43 に分けました)


41報 発信時刻 3140056

3月13日 23:30現在のプラント状況
1号機 
消火系ラインを用いて海水注入中
原子炉(圧力容器)圧力 0.050MPa 0.324MPa(23:30現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W 0.053MPa S/C 0.530MPa
仮設電源設置により監視可能となった。(23:30現在)

2号機
RCIC(原子炉隔離時冷却系)動作中(2:55、現場吐出圧 6MPa 確認)
原子炉(圧力容器)圧力 18:00以降接続不良の為指示確認できず。(確認23:30)
D/W(格納容器)圧力 0.435MPa(23:30現在) S/C 計器復旧中(23:30現在)
(2号機は11日20時頃に逃がし安全弁の操作をしているようです メモ28参照パラメータの信憑性は疑わしいです。
原子炉隔離時冷却系の状態も?)

3号機
RCIC(原子炉隔離時冷却系)停止起動不能確認(5:10)
可搬式消火ポンプを消火系に接続し、炉注入中(吐出圧力1MPa)
原子炉(圧力容器)圧力 0.066MPa 0.068MPa(23:30現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W(格納容器) 250KPa(0.25MPa)(23:30現在) 
S/C(圧力調整室) 260KPa(0.26MPa)(23:30現在)
22:15 3号 ディーゼル駆動消火ポンプ(D/DFP)停止(燃料が無くなる前に停止)
    1号機 消火系のポンプも燃料で自立して動くものかもしれません。
    しかし、消火系のポンプはすぐに故障したことになります。(メモ4参照)
    (かなり調べてきたと思いますが・・まだ分からないことがたくさんある)

42報 発信時刻 3140230

原子炉へ供給している海水が残り少なくなったことから焼付け防止のために??D??仮設ポンプを停止し、一旦ピット内へ海水?をくみ上げている。海水組み上げ完了後 炉内への海水注入を再開する(1、3号機)

3月13日 23:30現在のプラント状況
1号機 
消火系ラインを用いて海水注入中
原子炉(圧力容器)圧力 0.036MPa 0.315MPa(2:00現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W 0.510MPa S/C 0.505MPa
仮設電源設置により監視可能となった。(2:00現在)

2号機
RCIC(原子炉隔離時冷却系)動作中
原子炉(圧力容器)圧力 18:00以降接続不良の為指示確認できず。(確認23:30)
D/W(格納容器)圧力 0.44MPa(2:00現在) S/C 計器復旧中

3号機
可搬式消火ポンプを消火系に接続し、炉注入(吐出圧力1MPa)を行っていたが、
1:10に仮設ポンプを停止。
原子炉(圧力容器)圧力 0.077MPa 0.079MPa(2:00現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W(格納容器) 265KPa(0.265MPa)(2:00現在) 
S/C(圧力調整室) 275KPa(0.275MPa)(2:00現在)
22:15 3号 ディーゼル駆動消火ポンプ(D/DFP)停止(燃料が無くなる前に停止)
1:10 3号可搬式消火ポンプによる炉注入を停止(くみ上げ箇所の海水が少なくなったため)。

42報 発信時刻 3140230分 訂正1
(同じ)

3月13日 23:30現在のプラント状況
1号機(同じ)
2号機(同じ)
3号機
可搬式消火ポンプを消火系に接続し、炉注入(吐出圧力1MPa)を行っていたが、
1:10に仮設ポンプを停止。
原子炉(圧力容器)圧力 0.077MPa 0.079MPa(2:00現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W(格納容器) 265KPa(0.265MPa)(2:00現在) 
S/C(圧力調整室) 275KPa(0.275MPa)(2:00現在)
22:15 3号 ディーゼル駆動消火ポンプ(D/DFP)停止(燃料が無くなる前に停止)
1:10 1号および3号可搬式消火ポンプによる炉注入を停止(くみ上げ箇所の海水が少なくなったため)。

43報 発信時刻 31403時14分

1・3号機については原子炉については原子炉内への注水の供給を一旦停止している。
(炉内供給用の海水 くみ上げ中のため)  

3月14日 3:00現在のプラント状況

1号機 
消火系ラインを用いて海水注入を停止
原子炉(圧力容器)圧力 0.029MPa 0.306MPa(3:00現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W 0.505MPa S/C 0.500MPa
仮設電源設置により監視可能となった。(2:00現在)

2号機
RCIC(原子炉隔離時冷却系)動作中
原子炉(圧力容器)圧力 5.45MPa(A) .45MPa(B)
D/W(格納容器)圧力 計器復旧中  S/C 計器復旧中 (3:00現在)

3号機
消火系ラインを用いて海水注入を停止
原子炉(圧力容器)圧力 0.134MPaA) 0.134MPaB)(3:00現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W(格納容器) 315KPa(0.315MPa) 
S/C(圧力調整室) 305KPa(0.305MPa)(3:00現在)
/13 22:15 3号 ディーゼル駆動消火ポンプ(D/DFP)停止(燃料が無くなる前に停止)
/14 1:10 1号および3号可搬式消火ポンプによる炉注入を停止
(くみ上げ箇所の海水が少なくなったことから、補給のため)。


44報 発信時刻 31404時24分
FAXログがない

1号機について供給用の海水 をくみ上げており原子炉内への
注水は一旦停止している。(3号機は3時20分 再開)

また、2時20分の測定にて正門付近で500μSv/hを越える
線量を測定したことから、3時50分「敷地境界放射線量異常上昇」
に該当したと判断した。(正門付近:751 μSv/h
は原子炉については原子炉内への注水の供給を一旦停止している。
(炉内供給用の海水 くみ上げ中のため)  
なぜ敷地境界放射線量異常上昇になったか不思議ですが・・
また14日15条通報も行っていませんので・・・なにかの間違え?(トラップ?)・・・
       2”20  751 μSv/h
  正門付近 250    61 μSv/h
数値も2時10分で4.594μSv/hから急に上がり、上記のように下がった。
4時00分では10.07μSv/hと落ち着いています。

3月14日 4:00現在のプラント状況

1号機 
消火系ラインを用いて海水注入を停止中
原子炉(圧力容器)圧力 0.029MPaA) 0.304MPaB)(4:00現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W 0.495MPa S/C 0.490MPa
仮設電源設置により監視可能となった。(4:00現在)

2号機
RCIC(原子炉隔離時冷却系)動作中
原子炉(圧力容器)圧力 5.42MPa(A) .42MPa(B)
D/W(格納容器)圧力 計器復旧中  S/C 計器復旧中 (4:00現在)

3号機
消火系ラインを用いた海水注入を3/14の3:20に再開
原子炉(圧力容器)圧力 0.159MPaA) 0.159MPaB)(4:00現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W(格納容器) 340KPa(0.340MPa) 
S/C(圧力調整室) 325KPa(0.325MPa)(4:00現在)
/13 22:15 3号 ディーゼル駆動消火ポンプ(D/DFP)停止(燃料が無くなる前に停止)
/14 1:10 1号および3号可搬式消火ポンプによる炉注入を停止
(くみ上げ箇所の海水が少なくなったことから、補給のため)。
/14 3:20 3号機の海水炉注入を再開

45報 発信時刻 31405時03分
3号機
CAMS(格納容器の放射能モニタのようです)の測定を実施した結果1.×100Sv/h(ドライウェル(格納容器))であり
その値から評価したところ 炉心損傷割合は約25%と推定した。

45報 発信時刻 31405時03分 訂正1
FAXログ 4月27日(水) のようです。なぜこんな訂正をしたのでしょう。?
炉心損傷割合 正)30%誤り)約25% へ修正

46報 発信時刻 31405時37分
1枚め FAXログ 無し 
2枚め FAXログ 3月14日05時38分

なお2時40分の測定にてMPー2で500μSv/hを越える
線量を測定したことから4時15分に「敷地境界放射線量異常
上昇」に該当すると判断した(MPー2:650μSv/h
15条通報も行っていないし(東電のプレスはありません)FAXログもありません。あやしげな情報です。

/14 5時00分現在のプラント状況
1号機 
消火系ラインを用いて海水注入を停止中
原子炉(圧力容器)圧力 0.034MPaA) 0.299MPaB)(4:45現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W 0.490MPa S/C 0.485MPa
仮設電源設置により監視可能となった。(4:45現在)

2号機
RCIC(原子炉隔離時冷却系)動作中
原子炉(圧力容器)圧力 5.40MPa(A) .40MPa(B)
D/W(格納容器)圧力 計器復旧中   467KPa (4:30現在)

3号機
消火系ラインを用いた海水注入を3/14の3:20に再開
原子炉(圧力容器)圧力 0.181MPaA) 0.181MPaB)(5:00現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W(格納容器) 365KPa(0.365MPa) 
S/C(圧力調整室) 345KPa(0.345MPa)(5:00現在)
/13 22:15 3号 ディーゼル駆動消火ポンプ(D/DFP)停止(燃料が無くなる前に停止)
/14 1:10 1号機及び3号機の海水炉注入を停止
(くみ上げ箇所の海水が少なくなったことから、補給のため)。
/14 3:20 3号機の海水炉注入を再開



46報 発信時刻 無し
なにか複雑なルートを経ています。・・・・
・・・ページ数は4で47報と48報をいっぺんに送付しているようです。
(用紙切れでも起こして 内閣府 災害応急対策担当から送ってもらったのかもしれませんが・・・)

4時の測定にてMPー2で500μSv/hを越える線量を測定した確認中。

/14 6時00分現在のプラント状況
1号機 
消火系ラインを用いて海水注入を停止中
原子炉(圧力容器)圧力 0.027MPaA) 0.293MPaB)(4:45現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W 0.485MPa S/C 0.480MPa
仮設電源設置により監視可能となった。(5:30現在)

2号機
RCIC(原子炉隔離時冷却系)動作中
原子炉(圧力容器)圧力 5.40MPa(A) .40MPa(B) (5:30現在)
D/W(格納容器)圧力 計器復旧中   S/C(圧力抑制室) 0 467KPa (5:30現在)

3号機
消火系ラインを用いた海水注入を3/14の3:20に再開
原子炉(圧力容器)圧力 0.181MPaA) 0.181MPaB)(6:00現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W(格納容器) 425KPa(0.425MPa) 
S/C(圧力調整室) 400KPa(0.400MPa)(6:00現在)
/13 22:15 3号 ディーゼル駆動消火ポンプ(D/DFP)停止(燃料が無くなる前に停止)
/14 1:10 1号機及び3号機の海水炉注入を停止
(くみ上げ箇所の海水が少なくなったことから、補給のため)。
/14 3:20 3号機の海水炉注入を再開


06時10分 圧力抑制室ベント弁 小弁を開く

47報 発信時刻 3月14日07時18分
1号機CAMS(格納容器の放射能モニタ)の測定を実施した結果1.64×100Sv/hD/W=格納容器)であり
その値から評価したところ炉心損傷割合じゃ約55%と推定した。

48報 発信時刻 3月14日07時35分
3号機CAMS(格納容器の放射能モニタ)も若干上昇しており評価したところ炉心損傷割合は約30%と推定した。

30’ D/W(格納容器)圧力.500KPa
原子炉水位 (A) +1500m (燃料域)
        (B) -1400m

/14 7時00分現在のプラント状況
1号機 
消火系ラインを用いて海水注入を停止中
原子炉(圧力容器)圧力 0.032MPaA) 0.288MPaB)(6:30現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W 0.475MPa S/C(圧力抑制室) 0.470MPa(6:30現在)

2号機
RCIC(原子炉隔離時冷却系)動作中
原子炉(圧力容器)圧力 5.355MPa(A) .355MPa(B) (6:30現在)
D/W(格納容器)圧力 計器復旧中   S/C(圧力抑制室) 0 455KPa (6:30現在)

3号機
消火系ラインを用いた海水注入を3/14の3:20に再開
原子炉(圧力容器)圧力 0.338MPaA) 0.334MPaB)(7:00現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W(格納容器) 520KPa(0.520MPa) 
S/C(圧力調整室) 500KPa(0.500MPa)(7:00現在)
/13 22:15 3号 ディーゼル駆動消火ポンプ(D/DFP)停止(燃料が無くなる前に停止)
/14 1:10 1号機及び3号機の海水炉注入を停止
(くみ上げ箇所の海水が少なくなったことから、補給のため)。
/14 3:20 3号機の海水炉注入を再開 

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