2012年4月21日土曜日

2号機ベントデタラメ説明?

「2号機ベントデタラメ説明?」は
http://takanosunotora.blogspot.jp/2012/04/2.html
へ移動しました。

以下は「2号機ベントデタラメ説明?」の一部です。





3つわからないことがあります。
P208
1310 15 分頃、
既設の空気ボンベからS/C ベント弁(AO弁)大弁に空気圧を供給するため、2 号機R/B1 階に立ち入り、IA 系配管脇に備え置かれていた空気ボンベの出口弁を開ける操作をした。」
となっています。
1つめは
「空気ボンベがあるのに、何故コンプレッサーなのか?」
です。
2つめはちょっと説明が必要です。
中間報告によると
2号機は3号機爆発前の
1411時まで、何時でもベントはできた状態でした。
3号機では逃がし安全弁を開く前に、ベントラインを完成させています。
つまり、ベント→逃がし安全弁の順でベントが完成しました。
結局失敗だったのですが・・・
逃がし安全弁を開いて減圧する=注水をすることを決めた時にベントすべきだったのです。


2つめは、
「ベントできたのに何故ベントしなかったのか?」
です。


3つめは
1412 50 分頃に励磁用回路が外れたのがわかったのに
これは応急処置で着けた励磁用回路でたいした故障ではありません。


P220
1416 時頃、発電所対策本部復旧班は、電磁弁励磁用回路を復旧した上、発電所外から調達した可搬式コンプレッサーを用いてS/C ベント弁(AO 弁)大弁の開操作を実施したが、空気圧不足等が原因で、すぐには開状態にならなかった。」
何故3時間もかかってから大弁の開操作実施になったか?
です。


3つの疑問から想像すると

IA配管系が壊れて圧縮空気が漏れて、ボンベもコンプレッサーも役にたたなかったのだと思います。
直流電源が回復してもベントはできなかったのです。
IA配管系が健全ならボンベの圧縮空気で数週間以上、圧力抑制S/Cベント弁は閉じないと思います。

日本の原発は全てオンボロ原発だと思います。

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