私の考えは間違っていました。
東京電力㈱柏崎刈羽原子力発電所1号機の出力降下の原因と対策
に係る東京電力㈱からの報告及び検討結果について
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/286890/www.meti.go.jp/press/0005473/0/040805touden.pdf
をご覧下さい。
原子炉には酸素と水素が入るシステムがあるようです。
水素注入設備が図の下のほうにあるのが分かります。
これは、高圧の圧力容器に入るようです。
酸素はタービンの外で水素と混ざり気体廃棄物処理系(OG系)で燃やされ圧力容器の機密性が保たれているようです。
きっと液体の水の中で浮力を利用して窒素N2は分別されるのでしょう。
タービンは気体の水蒸気が液体である水になることによって効率よく回ります。
ここに、不純物が入ると効率が落ちますが・・・わずかだと思うので・・・必要なのかなあ?。
原子力発電所に至る所に水素があり、爆発したのはこれだと思います。
この文書での説明
「原子炉圧力容器内構造物の応力腐食割れの予防保全対策のため、原子炉給水中に水素を注入している。
また、復水器に移行する余分な水素を安全に処理するため、復水器の排気の配管にこの水素注入量に見合うだけの酸素を注入して、化学反応により水にしている。」
昭和電工株式会社の製品情報
http://www.sdk.co.jp/products/49/99/1352.html
の製品説明では
「本設備は、沸騰水型原子炉構造物のSCC(応力腐食割れ)に対する腐食環境緩和のために装備される水素・酸素注入設備に、水素・酸素を供給することを目的とするもの・・」
とあります。
弁などの操作で入り込む空気の中の酸素が圧力容器を痛めるから水素を送り込んで(おそらく、酸素は金属より水素と反応しやすい常識)、外でアマッタ水素を燃やし、圧力容器が傷むのを防止するのが目的のようです。
(鉄も粉末にすればよく燃えます。・・・化学は嫌いだからよくわからないけど・・・ジルコニウムがどうのこうの反応は圧力容器で起こってもよさそうな気がする。・・しかし、この文書・・・「バックアップ酸素ボンベが適切に調整されていなかった」なんて「ブッタルンダ取り付け方するんじゃない!」と言う怒りが感じられない。
経済産業省と原子力安全・保安院は原子力発電を安全に運転する意志がないようだ。・・高木先生が生きていたらなあ・・余計な亊(?)はこれくらいにして・・)
東京電力、経済産業省、原子力安全・保安院、昭和電工株式会社は水素爆発の起こる可能性のある現場で作業してくれた方々に知らせる責任があったと思います。
(昭和電工は人道的な義務だけど・・限りなく責任に近い。)
知らせていたか、知らせていなかったか?事実関係は知りませんが…
未必の故意とか言うものにならないのか?
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