フェイルセーフ機能は直流電源があることが前提です。
その直流電源が無いのです。
(訳の分からない言い訳じみた記述はありますが・・・)
また、実際に隔離弁を閉じるモーターは直流と交流電源が使われています。
交流電源を使うモーターを使う隔離弁は
交流電源がなくなれば、開きも閉じもしなくなります。
報告では、
圧力容器圧力が高かくなる異常で
非常用復水器が動いたとしています。
この時、交流電源は生きていますから
非常用復水器の弁(MO-1A、MO-4A、MO-1B、MO-4B)は
開きます。
以後、交流電源を失います。
そして、直流電源を失ってフェイルセーフ機能が働いても交流モーターを使うMO-1A、MO-4A、MO-1B、MO-4B隔離弁は閉じません。
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仮に原子炉を再稼働させる理由があるとすれば、それは今の経済状態が理由になりません。
核燃料棒は冷やす水がなくなれば、どろどろに溶ける事故を起こします。
再稼働させなければ、こうした危険を持つ核燃料を何億年も管理することになります。(脅しではありません。事実です。ウラン235の半減期は7億年です。)
1年で事故が起こる可能性は小さいですが、10年、20年・・・100年、1000年の間に事故の起こる確率は高くなります。
何年で事故の起こる可能性が99%になるのか分かりませんが、そうした数字は必ずあるわけです・・・
理論的に必ず事故は起こるのです。
こうした事故が起きないようにするために、
核燃料を燃やす=原発を再稼働する
必要があるのです。
こんな状況を作ったのは、アホ政治家と経済産業省のバカ役人です。
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