2013年1月16日水曜日

温室効果はほんとうか?




放射平衡温度を温室効果の根拠にしている無責任なサイトが多いのですが

私は

放射冷却現象」と「温室効果」についての質問です

で放射平衡温度が根拠にならないことを説明しました。
その説明で次のサイトを利用しました

http://kobam.hp.infoseek.co.jp/meteor/radiation-balance.html

しかし、現在このサイトにはアクセスできなくなっています。


しかたないので、

放射平衡温度と温室効果
http://takanosunotama.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html

エネルギーからみた地球温暖化問題

を見てください。




日射量は地球の断面積に比例し赤外放射は表面積に比例します。

結果、放射平衡温度は表面積を断面積で割ることになります。
地球の中心からの距離と放射平衡温度は「無関係」となってしまいます。
「無関係」とは海抜0メートル、富士山頂、エレベスト山頂、上空10キロメートルでも同じ値になってしまうと言うことです。

放射平衡温度は太陽からもらうエネルギーとバランスする放射温度を計算したもので、地表面の温度を計算したものではないのです。
(理論のすり替えが行われているのです)

数学や物理の苦手な方は何を言っているのか疑問に思うかもしれません。

しかし、地表面のないガス惑星は考えれば、放射平衡温度は地表面の温度を求めたものではないことがわかると思います。

温室効果の根拠は環境省によると

もし、温室効果ガスが全く無ければ、地球の表面から放射された熱は地球の大気を素通りしてしまい、その場合の平均気温は‐19℃になると言われています。

としています・・

この‐19℃は放射平衡温度のことです。
温室効果とは何かと調べると、必ずと言っていいくらいでくわす説明です。

環境省は
放射平衡温度が地表の温度になるべきで、地表の温度がそれより高いのは温室効果によるものだとしているのです。

国民を騙しています。


「金星の高温はどう説明するの?」と思うかもしれません。
これもよく温室効果に使われる説明です。

しかし基礎物理学から金星の表面に100m近づけば1℃温度が上がることがわかっています。(乾燥断熱減率

金星では雲と地表面の間が50Kmもあり、その温度差は500℃必要になります。
そして、そのとおりになっているだけなのです。
雲の温度が絶対0度(-273℃)としても地表面の温度はプラス227℃になるのです。


金星の温室効果を言う連中は大学1年生程度の基礎物理学を見落としています。
研究者には許されないことです。

また、赤外線(熱)が溜まって温度が上がるとする詐欺理論があります。
まるで、タンクにCO2を入れておけばエネルギー保存則を無視して中のCO2の温度が上がると言っているようなバカらしいものです。


ステファン・ボルツマンの法則によりますと

温度により空洞の中の光の周波数分布と量

が決まります。

室温では、周波数分布は赤外線になります。

波長λ1の赤外線がx1個あって、波長λ2の赤外線がx2個あって波長λ3の・・・・

と温度によってλnとそれぞれの赤外線の個数が決まってきます。
そして、個々の赤外線の持つエネルギーを全部足し合わせたものが温度の4乗に比例するのです。

温度によって赤外線の周波数分布と量は変わってしまうとステファンさんが実験で確かめボルツマンさんが理論的に説明したのです。
赤外線が溜まって温度が上がることなどありません。

温室効果気体と呼ばれるものが赤外線を吸収するのは事実で観測されます。
しかし、放射している事実はありませんし観測事実もありません。
放射すると主張するなら観測事実を示すべきです。環境省は観測事実を示すべきです。

り返しますが奇妙な赤外線(熱)が溜まって温度が上がる」理論には悪意しか感じません。
温度を上げるのにはエネルギーが必要です。
温室効果は、そのエネルギーを説明できないのです。

温度を高くするには電子レンジのようにエネルギーを加えて、エネルギー密度を大きくする必要があります。
温室効果はエネルギーを加えずに温度を上げています。

エネルギー保存則と矛盾します。温室効果は誤りです。







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