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2011年7月25日月曜日

原子力発電所の水素爆発について メモ43

14日の続きです。

49報 発信時刻 3月14日07時35分
?48報と同じ発信時刻??
FAXログは「3月14日」 にはみえない 
末尾のFAXログは4月27日(水)

48報の訂正かもしれません。
(正)炉心損傷割合35%誤)30%
FAXログは4月27日(水)


訂正一覧表 が添付されている。
従って 49報を実際に受け取ったのか不明になります。(受け取ったのでしょうが・・)

50報 発信時刻 3月14日07時53分
3号機のD/W(格納容器)圧力が6時10分で460KPaD/W側)となっていることから
設計上の最高仕様圧力(427KPa)を越えており「格納容器圧力異常上昇」に該当すると
7時44分に判断した。


51報 発信時刻 3月14日09時34分
9時12分の測定にてMPー3で500μSv/hを越える線量をしたことから「敷地境界放射線量異常上昇」に該当すると9時27分に判断した。
06時10分 圧力抑制室ベント弁 小弁を開いているので特に矛盾はない
/14 9時05分現在のプラント状況 (本文と違い 無し)

52報 発信時刻 3月14日10時25分
/14 10時00分現在のプラント状況
1号機 
消火系ラインを用いて海水注入を停止中
原子炉(圧力容器)圧力 0.036MPaA) 0.275MPaB)(9:45現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W 0.450MPa S/C(圧力抑制室) 0.445MPa(9:45現在)

2号機
RCIC(原子炉隔離時冷却系)動作中
原子炉(圧力容器)圧力 5.468MPa(A) .468MPa(B) (9:45現在)
D/W(格納容器)圧力 0.460MPa   S/C(圧力抑制室) 0.476MPa (9:45現在)

3号機
消火系ラインを用いた海水注入中
原子炉(圧力容器)圧力 0.327MPaA) 0.332MPaB)(10:05現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W(格納容器) 510KPa(0.510MPa) 
S/C(圧力調整室) 495KPa(0.495MPa)(10:05現在)
ベントで格納容器圧力が下がっているようには見えない ベント失敗としか思えない
/13 22:15 3号 ディーゼル駆動消火ポンプ(D/DFP)停止(燃料が無くなる前に停止)
/14 1:10 1号機及び3号機の海水炉注入を停止
(くみ上げ箇所の海水が少なくなったことから、補給のため)。
/14 3:20 3号機の海水炉注入を再開

53報 無し 

(3月14日11時1分 爆発)

54報 発信時刻 3月14日11時21分
11時00頃に3号機で爆発らしき事象が発生し白煙があがった模様(TV映像にて確認)

55報 発信時刻 3月14日11時30分
11時00頃の爆発を受け3号機のプラントデータは以下のとおり(11時25分現在)
・原子炉水位(A) -1800mm 燃料域
         (B)0.5
・原子炉圧力(圧力容器) (A)0.185MPa (B)0.191
D/W(格納容器)圧力  360KPa(0.360MPa
S/C(圧力抑制室)圧力 380KPa(.380 Mpa)

6報 発信時刻 3月14日11時47分 
FAXログなし
11時43分現在の安否確認にて 負傷者1名
行方不明者6名いる模様です。
MP(モニタリングポスト)移動車(S/B付近) :50μSv/h (1137
中性子                :0.01mSv/h以下 
なお、OFC(現地対策本部医療班)より救急車3台の派遣を要請
・15条-50報で設計上の最高仕様圧力を越えたのは誤った内容でした。
(460KPaのため越えていない)
??最高仕様圧力を越えたのは事実だと思うが? ・・?15条対象かどうかは別ですが・・・
・15条ー53報は送付してません。(番号が飛んでいます。)

57報 発信時刻 3月14日12時21分 
FAXログ3月14日12時15分 東京電力(株)原子力立地 会議室
となってる?のが気になるが・・・

12時15分の安否確認にて 負傷者:社員4名 作業員2名です。
自衛隊員については、すでに たいかした模様ですが
詳細は確認中(負傷者は救急車で2Fに搬送予定)
全員意識あり
「たいか」は「たいひ」の誤り?
また、プラント状況および周辺監視状況から現時点では原子炉格納容器
には、異常はないものと考えている。
・15条-57報に記載した中性子の値は「検出されず」の間違い
何言っているのか分かりません。素直に解釈するとこの「57報」は「57報の訂正」?

58報 発信時刻 3月14日13時18分 
FAXログ3月14日13時12分 東京電力(株)原子力立地 会議室

2号機について原子炉水位が低下傾向にあり
現状から予測するとTAF(有効燃料頂部)到達は15時30分頃と予想する。
直ちに原子炉への海水注入操作などの準備作業を進める
原子炉水位 +3400mm  2950mm (A
      +3400mm  3000mm (B
      (1200)    (1230
 
59報 発信時刻 3月14日13時38分

2号機について原子炉水位が低下していることから
RCIC(原子炉隔離時冷却系)の機能が喪失している可能性があり、このため
13時25分に「原子炉冷却機能喪失」と判断した。
原子炉水位(A)+2950mm  +2400mm
        (B)+3000mm  +2400mm
             1230     1324

/14 13時00分現在のプラント状況
1号機 
消火系ラインを用いて海水注入を停止中
原子炉(圧力容器)圧力 0.036MPaA) 0.275MPaB)(12:30現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W  S/C(圧力抑制室) (12:30 仮設??計器)

2号機
RCIC(原子炉隔離時冷却系)動作中
原子炉(圧力容器)圧力 6.188MPa(A) .188MPa(B) (13:30現在)
D/W(格納容器)圧力 0.465MPa   S/C(圧力抑制室) 0.486MPa (12:30)

3号機
消火系ラインを用いた海水注入中
原子炉(圧力容器)圧力 0.247MPaA) 0.251MPaB)(13:00現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W(格納容器) 430KPa(0.430MPa) 
S/C(圧力調整室) 430KPa(0.430MPa)(13:00現在)
/13 22:15 3号 ディーゼル駆動消火ポンプ(D/DFP)停止(燃料が無くなる前に停止)
/14 1:10 1号機及び3号機の海水炉注入を停止
(くみ上げ箇所の海水が少なくなったことから、補給のため)。
/14 3:20 3号機の海水炉注入を再開

60報 発信時刻 3月14日13時38分
2号機のTAF(有効燃料頂部)到達については現状から予測すると
16時30分頃にTAF(有効燃料頂部)到達する予定
原子炉水位:+1100mmA) 1515
      +1100mm(B)

1号機 
消火系ラインを用いて海水注入を停止中
原子炉(圧力容器)圧力 0.041MPaA) 0.268MPaB)(15:00現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W  S/C(圧力抑制室) (12:30 仮設??計器)

2号機
RCIC(原子炉隔離時冷却系)動作中
原子炉(圧力容器)圧力 7.268~7.515MPa ハンチング http://ci.nii.ac.jp/naid/110002503380 
(振動現象のようです)(15:00現在)
D/W(格納容器)圧力 0.44MPa   S/C(圧力抑制室) 不明 (15:00)

3号機
消火系ラインを用い海水注入をできるか確認中
原子炉(圧力容器)圧力 0.295MPaA) 0.298MPaB)(15:00現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W(格納容器) 480KPa(0.480MPa) 
S/C(圧力調整室) 470KPa(0.470MPa)(15:00現在)
/13 22:15 3号 ディーゼル駆動消火ポンプ(D/DFP)停止(燃料が無くなる前に停止)
/14 1:10 1号機及び3号機の海水炉注入を停止
(くみ上げ箇所の海水が少なくなったことから、補給のため)。
/14 3:20 3号機の海水炉注入を再開

61報 発信時刻 3月14日16時37分
2号機は本日16時34分より原子炉の減圧操作を行うとともに海水の
注入作業を開始する
原子炉水位: 0mm(燃料域)原子炉圧力:6.998MPa
格納容器圧力:0.42MPa

62報 発信時刻 3月14日1725
2号機においては17時17分に
TAF(有効燃料頂部)に到達しました

63報 発信時刻 3月14日19時32分
2号機においては18時22分に原子炉水位がTAF(有効燃料頂部)から
-3700mm?に到達したことから燃料全体がろ出したものと判断しました。

64報 発信時刻 3月14日21時34分
2号機は消火系ラインにより海水を原子炉内へ注水する操作を実施しておりましたが
逃し安全弁2弁を開いた21時20分に原子炉水位が回復してきたことを確認しました。
原子炉水位 ー2000mm
原子炉(圧力容器)圧力 0.495MPa
D/W(格納容器)圧力  0.475MPa
(原子炉隔離時冷却系を動かすことは難しくなりました )

65報 発信時刻 3月14日22時33分
2号機は原子炉内へ海水を供給し原子炉水位が回復しましたが
22時14分での炉心???評価を実施したところ「5%以下」と
判断しました。

原子炉水位 -1800mm
原子炉(圧力容器)圧力 0.405MPa
D/W(格納容器)圧力  0.480MPa

66報 発信時刻 3月14日22時35分
モニタリングカーによる計測の結果「敷地境界放射線量が
21時37分に500μSv/hを越えていることから22時23分に
第15条報告に該当すると判断した。

67報 発信時刻 3月14日23時13分
プラント関連パラメータ 3月14日23時00分現在
1号機 
消火系ラインを用いて海水注入を停止中
原子炉(圧力容器)圧力 0.05MPaA) 0.24MPaB)(22:00現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W  S/C(圧力抑制室) (22:00 仮設??計器)

2号機
18:03頃原子炉圧力降下を確認
19:57消防用消火ポンプ2台目を起動し、炉注水中
現在SRV(逃し安全弁)2弁開中
原子炉(圧力容器)圧力 0.426MPa(22:40現在)
D/W(格納容器)圧力 0.482MPa   S/C(圧力抑制室) 0.35MPa (22:40)

3号機
消火系ラインを用い海水注入をできるか確認中
原子炉(圧力容器)圧力 0.196MPaA) 0.196MPaB)(22:45現在)
D/W(格納容器)圧力 D/W(格納容器) 370KPa(0.370MPa) 
S/C(圧力調整室) D/S KPa(22:45現在)

68報 発信時刻 3月14日23時39分
FAXログなし
2号機は22時50分にD/W(格納容器)圧力が設計上の最高仕様圧力を越えたことから
「格納容器圧力異常上昇」と判断した。
22時50分 540KPa(最高使用圧力427KPa

今後D/Wベントを実施します。

1号機はかなりの時間海水注入していないことになりますが・・・実際は注入していたのでしょう。

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