2011年4月27日水曜日

原子力発電所の水素爆発について



今回の震災についてお見舞い申し上げます。
(震災というにはあまりにも激しい現象ですが・・・)

気象とは直接関係がありませんが・・・


原子力発電所で爆発が報じられ、爆発の翌日あたりに水素爆発だと報じられたと記憶しています。
水素は原子炉から漏れ出た物ではなく、放射能漏れの恐れはないと解説されていたように思うのですが私の記憶違いでしょうか?

爆発のメカニズム(どうして爆発するほどの水素があるのか)は当然報道されるだろうと思っていたのですが、くわしい説明はありませんでした。
そして今も私には理由が納得できません。

当時、核燃料棒の破損はないとされていました。
核燃料とH2Oは直接接触していないとの状況で、水素爆発と確認されたことになります。
 核燃料棒が破損してなくとも水素が発生するなら、原子炉点検中の核燃料棒プールなんて危なくてオープンにしていられないはずです。

47日夜の民報TVの解説では、「燃料棒が破損して水素が発生したのではないか?」との解説がありました。
専門家からすれば、燃料棒が破損して核燃料がむき出しにでもならなければ大量の水素は発生しないと思われたのでしょう。

私には原子炉で爆発を引き起こすほどの水素が発生するとは思えませんが、放射能が水を分裂させるのは事実のようです。
しかし、ネットで見る限り、そうした水素は核燃料を閉じ込めている外壁を腐食させる、あるいは体内の水を含んだ組織にダメージを与えるイメージで爆発とは結びつきませんでした。

Wikipediaで 原子力発電 を調べても水素に関する記述は見当たりません。
何気なく タービン発電機 をたどると原子力発電プラントのタービン発電機に冷却材として水素が使われ「大気圧の25倍に高められており、更に発電機を収める容器は万が一の爆発による圧力にも耐えられる構造となっている。」
とありました。
この爆発とは何を意味しているのか?わかりませんが・・・
おそらく巨大タービンを冷やすのに大量に水素が使われていると思います。
いい加減なことを言って申し訳ないのですが
こうした水素が、建物をボロボロにした爆発の原因なら納得できますし、解説のとおり発電機を収める容器は爆発に耐えたのかもしれません。
(こうした所で大量の水素を使うのは気味が悪い、お金がかかっても水冷式にすべきと思います。
原子炉の核燃料は使った後もリスクが続き、管理にお金がかかる金食い虫だと思うので、
稼働しているものには、それくらいのお金はかけるるべきと思います…電力料金に跳ね返りますが・・・
・・・まあ、原子力発電を続けるならの話ですが・・・)
原子力発電は安価なエネルギーであることから、利用が拡大したようですが
今回の「大きな不幸」をもたらした人災から、決して安価なエネルギーではないことが明らかになったと思います。 どこが「最小不幸」なんだろう?
報道について
私には水素爆発が起きた時、原子炉は大きな事故に至らないと「報道」されてきたように思える。
すくなくとも、TVで流れた先生の解説ではレベル7なるとの印象は持てなかった。
おそらくは、90%以上、原子力発電推進派の偏った解説を毎日(今も)聞かされていたのだろうと思います。
 また、
現在進行形の「原子力事故」と「チェルノブイリ」と比較するのはよいけれど、「史上最大の原子力事故」は「チェルノブイリ」と洗脳するは好ましくない。

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しかし、エネルギーを消費して便利な生活をしているのも事実です。
「エネルギーを使わなくても(消費を抑えても)便利な生活ができるような方法を考えるべき」とは思うのですが・・・
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