ページ

2014年6月14日土曜日

ニーサの利用方法


ニーサ(NISA)入門 ニーサ(NISA)な話

 http://kumotorinotama.blogspot.jp/

はじめました


  

 今回は気象や原発の話ではありません。
 ニーサの話です。
 ニーサとはなにかですが、「NISAニーサ)とは? - 楽しい株主優待&配当」によると「株や投資信託の配当金や値上がり益を非課税にする制度」だそうです。
 非課税と聞くとなにか儲かりそうな気がしますが、なにやらいろいろなルールがあってどう利用方法がわからない。
 私は全くの素人ですがどうしたらよいのかチョット考えてみました。


1.ニーサで株?投資信託

 株のことはよくわからないのですが、ニーサで100万円株を買ったとします。
 MEDETAKU130万円になって30万の利益がでました。
 税金は約20%だから30×0.2=6万円節税(?)できたことになります。
 そうしたチャンスが1年に1回あって、5回挑戦できるわけです。
 5年後はわかりませんが、今年、来年はこうしたプチラッキーな人がたくさん出て来ると思います。

 アンラッキーだと130万まで上がるのを待つことになります。
 経験がないと100万に戻った瞬間に売って手数料分の損をします。
 待つことができるのは5から10年です。
 もっと運の悪い方もいると思いますが、勉強だと思えばよいかもしれません。
 結論から言うと、私はニーサを株取引で利用するのはもったいないと思います。
 
 そこで投資信託で利用することにします。
 
 ニーサで100万円投資信託を買ったとします。
 投資信託もリスクの高いもの低いものいろいろありますが、確実に値上がりするかはわかりません。
 私は株で運用するのはもったいないと思いますのでリスクの高いものは避けるべきだと思います。
 おいおいわかると思いますが、値段が上がったら売らなければならないからです。
 リスクの高い投資信託が10年間上がり続けるとは思えません。
 保証はできませんがリスクの低いものは価格の変動が小さく、価格は一定として考えやすいと思います。
 ちょっと道草を食いますが、ニーサで投資信託を買おうとすると信託報酬信託したお金を運用してもらうにはそれなりの費用が必要でそれが信託報酬です。)の高いものを勧められる傾向があると思います。
 この信託報酬は過去の成績がよくても、結果は投資信託の値段に跳ね返るずです。
 要するに、証券会社や銀行が売りたい投資信託を勧める傾向があるのです
 こうした証券会社や銀行は潰れてほしいのですが、無いと困るのでしっかり競争してほしいものです。
 競争とは10年以上投資信託を持ち続けてくれるお客さんを取り込む競争です。

 信託報酬の高いものに対し低い投資信託はたくさんのお金で安定して運用するものが多いのかもしれません。
 しっかり運用しているから、信託報酬をおさえることができる。
 信託報酬が低いからお客が集まりしっかり運用ができる好循環ができやすい、あるいはできている。
 そうしたものには「50万円以上じゃないと売りません」なんてものもあるようです。
 
 さて、リスクの低い投資信託を選び価格の変動はないと考えましょう。
 
 ニーサで運用できるのは100万円で期間は10年です。
 初めてこの解説を聞いたとき、私は「随分長いな〜」と思い、単純に「10年から15年500万円運用しろ」と国が推奨しているだと考えました。
 所謂、長期投資です。

 「NISAニーサ)とは? - 楽しい株主優待&配当」によると「毎年、投資金額100万円までの非課税枠がもうけられていますが、その年に使用しなかった非課税枠を翌年に繰り越すことはできません。途中で売却してしまった分の枠は再利用ができませんのでご注意ください。」とあります。

 
 例えば*ピムコハイインカム(「ピムコ ハイインカム毎月分配型ファンド | 三菱UFJ投信株式会社」)を100万円買って、ニーサで10年運用します。
 価格と、配当が変わらないとすると約50万円の利益が予想されます。
 しかし、(詳しく確かめていませんが50万円売ってしまうと利益は25万円になってしまいます。
 2年目以降も50%売ると、そこから見込める利益も50%になってしまいます。
 非常に強く長期運用を推奨(教育しようと)していると思います。
 
 *ピムコハイインカムの2014612日、1万口の基準価格は7543円ですから1万円で13252口買えたことになります。
 前月の配当金は35円でした。
    6月12日に100万円買っていたら、6月16日に4640円の配当金がでるのです。(実際は購入費が2万円強かかりこれより少しすくないのですが・・
 しかし、ニーサを使わないと、税金が約930円かかり受は約3710円となります。

.ピムコハイインカムで運用してみる
 
 さて、ピムコハイインカム(以下 ピムコ)を例に具体的に運用することを考えてみます。
 ピムコ10000口あたりの*価格を7600円、月の分配金35円として変わらないとします。
 100万円でピムコは100万円÷7600×1万口=約131.5万口買えます。
 しかし、購入費が2から3万円程度かかりますので、100万円で128万口くらい買う事になります
 100万円分のピムコで月の配当金は131.5万口×35円=約4600 すから年間ですと55200円の配当になります。
 10年で552千円の利益がでます。
 この552千円の利益をどうしましょう?

*ピムコの価格を少し高めに設定しました。なんとなくもう少し円安になるのではないかと素人の私は思っています。ピムコは米国の債券で運用していますから、一般的に円安が進むとピムコの値段は上がると考えられます。また、米国の金利が上がれば、時間はかかるでしょうが分配金も上がると考えられます。逆なら値段が下がり、分配も下がると考えられます。
 
3.利益の運用
 利益はニーサとは別に自動的に一般口座にピムコが開設されて、ピムコに再投資されることになるそうです。
 一年後、一般口座に55200円分、約7.2万口のピムコが貯まります。
 1万口で35円の配当ですから、毎月35×7.2万口×0.8203円振り込まれるようになり年間だと2240振り込れます
 ニーサのピムコからの再投資もありますから実際はこれより多くなるはずです。
 次の年は?
 やはり約7.2万口のピムコが貯まりますから毎月406円振り込まれるようになります。
 100万円分のニーサのピムコは10年後には552千円分のピムコを産み、銀行口座には毎月2030円振り込まれるようになります。
 100万円定期の年利よりはるかに高い分配金を毎月受け取りながら、こうした状態になるのです。
 次の年はニーサと一般口座で200万口のピムコになります。
 200万口×35×0.85600
 毎月5600円銀行口座に入ることになります。
 簡単なことではありませんが、こうしたことが5つできたなら、15年後あなたの銀行口座には毎月28千円振り込まれることになります。

 ニーサで株を運用して、株が130万円になったとしても30万円の利益はニーサによる直接的な利益ではありません。
 たとえ、100万円儲けても20万円の節税になるだけです。
 奇跡が起きて5回うまくいっても100万円の節税にしかならないのです。
 ニーサを使っても、株投資の高リスクはかわりません。 
 うまくいって、5年間、ちょっとした贅沢をして終わりになると思います。
 リスクは確かにありますが、比較的リスクの低いと言われる外国債タイプでは15年後に毎月28千円の振り込みが期待されます。
 面倒なので計算しませんが、一ヶ月の数100〜数1000円程度の配当(お小遣い)を再投資に回せば振り込まれる金額はもっと多くなります。
 若ければそのまま再投資すればよいでしょう。
 好きなことをしたければ年金のプラスαになります。
 配当金の変動はありますが、わりと計画は立てやすいと思います。
 
 また、ピムコなどを例に、年金と同じ金額を受け取るのに必要なお金を計算してみると面白いと思います。

 ここでの結論は
「手元資金が500万円あって、ニーサをつかっても年金で受け取る額には届かない。」
ですが、半分くらいにはなります。
 生活する助けにはなりますが、遊んで暮らすには足りない・・。
 行政的には素晴らしい設計内容だと思います。基本的に人は働くのが当たり前だからです。
 遊んで暮らせるような設計内容だと、その国は破綻するんだと思います。
 たぶん・・・
 
 唐突ですが、大きな夢を持っている人は夢想家にしか見えません、しかし、大きな夢を持っているからこそ、こうしたことが考えられるのだと思います。
 政治屋なんかには考えつかないと言ったら言い過ぎかな?・・

雑感と私の立場



まず、私とピムコの関係は、私が偶然ピムコを持っていると言うものです。
それ以上の関係はありません。
うぬぼれですが、このブログがきっかけでピムコが少し売れるかもしれませんし、私はそれを望んでいます。
しかし、政府は私のこのブログを現在は望んでいないでしょう。
望んでいれば、適当な経済学者や雑誌にとっくにリークしているからです。
失礼な言い方になりますが、気象学者同様、経済学者は実学的にボンクラなのかもしれません。
経済学者の中には「温室効果ガス」を減らさないと大変なことになると自然科学の分野に踏み込んでいい加減なことを言わされている連中がいます。
経済学者なら、科学的に「温室効果」を理解した上で主張すべきなのですが、「自分が理解できないor理解しない」で言っているのです。
ウソツキや詐欺師です。
温室効果は、地球を温暖化させるエネルギーを説明できないのです。

また、権力者はマスコミに詐欺師を送り込んでいます。
NHK、朝日新聞、毎日新聞にも送り込んでいる気がします。
どうしてこのように思うのか?
朝日新聞には東大で原子力技術を学んだ人がいますが、ベントとは何かを十分に伝えていないと思います。(反原発派の中に隠れ?推進派がいると思います。壊れても放射能が原子炉の外に漏れないパイプを問題にする奴とか・・)
温室効果は普通の理工系の大学生(優秀な高校生)なら地球温化を説明できないのが分かるはずです。
私はグーグルのアラートで「温室効果」のニュースを読むことが多いのですが、NHKや毎日の科学担当は科学的常識を無視し、CO2削減の記事を書いているように私には思えます。

つまり、(本当に小さいかどうか私は知りませんが)CO2の排出が小さい原発推進に手を貸しているのです。

日経は科学に強いので、案外客観的な記事が多い気がします。核兵器が原発燃料に転用されている記事などは参考になりました。
ハッキリ言って、朝日や毎日は何・・私はそれほど新聞よんでいないか・・  
ガリレオの時代、権力者に不都合な事実は封印されました。
信じられないでしょうが、現在も同じことが繰り返されています。
ガリレオの時代は裁判で、現在は生きる糧である給料や名誉で行われています。
私はそう思います。

もし、このブログが気にいったら、わかりにくいですが、細かい計算などは読み飛ばしてもかまいませんので(要するに最後の部分だけでも)、本来のテーマである「ベントとは何か」と「ステファン・ボルツマンの法則と放射冷却」を我慢して読んでください、お願いします。
権力者がいかに偏った考え方をしているか(私が偏っているのかもしれないし、平均的な考え方がかならず「正しい」訳でもないでしょうが・・)わかってもらえると嬉しいです。
私は今のアメリカや日本の権力者が嫌いです。平気で人々を騙しているように思えるからです。
原発は原爆を作る施設でもあるのです。
そして「もんじゅ」は発電所のひな形などではなく、原爆開発に欠かせない施設なのです。
訳が分からないと思いますが、放射性物質の放射能を減らすために必要との理由で「もんじゅ」は残るようです。
ひどい理由です。
放射性物質に中性子などをぶつけて原子構造を変えてしまえと言う発想(言い訳)です。
実は、こうした方法がプルトニュウムになり原爆大量生産になったのです。
「もんじゅ」では新しいプルトニュウムを作ろうとしているのです。
発電などもともとする気がないのです。 
 そう、思います。 

それはそれでよいのかもしれませんが、方法論が間違っています。
事故の後、燃料プールに鉄骨を落とすあの無神経さはなんでしょう。
テロリストです。
原爆を作ろうとして、この国をなくしかけたのをわかっていません。
電力会社と軍隊に似たところは感じますがやはり民間企業です。
原発をテロリストから守るなんて予算はどこかで貪り食われるのが・・・・







0 件のコメント:

コメントを投稿