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2012年3月12日月曜日

水素爆発と中間報告

申し訳ありません。
間違えがありましたので訂正しお詫びします。


中間報告を少し読み始めました。
まだ、数枚ですが・・・
1号機の非常用復水器について、東電は
「東北地方太平洋沖地震発生当時の福島第一原子力発電所運転記録及び事故記録の分析と影響評価について(概要)」
で説明しています




原子炉を緊急停止するときは、圧力容器の温度変化が55/h(1時間に55度)を超えないように停止させる手順書になっているとのことです。

(?これは恐らく非常用復水器の動作テストにおける手順書だとおもいます。手順書に従わなくとも、 圧力容器を多少傷めることになる程度?かもしれません。それならメルトダウンよりましですので手順書を無視した方がよいと思います。)

この作業のため、非常用復水器のスイッチを「ON」「OFF」を繰り返し圧力容器の温度変化を調整するのですが、東電の説明ではA系、B系のスイッチを一旦切り、A系を「ON」「OFF」しています。

そして中間報告は
その後、直流電源喪失でスイッチが「OFF」になったとしています。
私は「OFF」になる根拠がわかりませんでした。
直流電源がなくなって非常用復水器がとまるような設計なら、設計の明白な間違えです。
中間報告はその点指摘すべきと思います。

また、中間報告では1号機の逃がし安全弁が動作した証拠はないとしています。
要するに動作するはずの「逃し安全弁」が動かなかったと読み取ってもよいと思います。
逃し安全弁が動かなければ、圧力容器の温度は下がりませんから
先に心配された2号機より先に1号機がメルトダウンした(と思う)のはこのためかもしれません。

この逃がし安全弁は設定圧力で動作するはずなのですが・・・
設定圧力で動作しない事故がよく起きるようです。
そうした事故の例がありました。

福島第1原発:安全弁検査ミス…保安院所管法人が見逃す

私には、記事のように逃し安全弁は正常に動作したのではなく
逃がし安全弁の動作圧力の設定があまく、基準値以下で逃がし安全弁が開いてしまった。」
と思えます。


メルトダウンした3号機でこうしたことが起これば、プルトニュウムが外に出てくる・・・。


1号機は設定圧力でも動作せず
結果、蒸気圧が上がり液体の水の水位が下がる悪循環が起こり、すぐにメルトダウンが起きてしまった・・・。
そう思います。

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