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2011年6月2日木曜日

原子力発電所の水素爆発について メモ15

どうも、これ以上プレスを見てもあまり意味がないようです。
私の疑問は、「何故、水素爆発がおこるのか?」
がもっとも大きな疑問でした。
そして、どうして水素だと特定されたのか?
速すぎると思ったし、説明も原子炉で発生した水素が外に出てきて爆発することになります。
とても信じられることにではありません。
私も、危うく信じる所でした。マスコミの力は恐ろしい。

次のネットニュースは1号機が爆発した2011.3.12の
産経ニュースです。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110312/dst11031217210251-n1.htm

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msn 産経ニュース
引用開始

東京電力は12日、福島第1原発1号機建屋で爆発があり4人がけがをしたことを明らかにした。福島県富岡町には、「冷却用の水素ガスの爆発があったとみられる。詳しくは調査中」と連絡があったという。

引用終わり
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富岡町に連絡したのは常識的に「東京電力」です。
(少なくともソース元は「東京電力」)
冷却用の水素ガスとは、発電機を回すタービンの冷却用です。

初期のニュースには他にも冷却用の水素ガスが原因では?とのニュースがあったと記憶してます。
「その1」を書き始めた頃はこうしたネットニュースが残っていた。
東京電力は全くこの水素について触れていません。

玄海原子力発電所4号機 発電機冷却用水素ガス補給量増加について
http://saga-genshiryoku.jp/box/pdf/4hatudenki.pdf
という文書があります。
ふざけた文書のタイトルですが、

発電機がある建物で水素ガス漏れがあった報告です。

この資料には下図が添付されています。


図が小さいので2つにわけましたhttp://saga-genshiryoku.jp/box/pdf/4hatudenki.pdfで確認をお願いします。

発電機の冷却用に水素が使われています。
図には約5kg/cm2となっていますが、これは工学気圧のようです。

発電機にかかる圧力Pは
P=5工学気圧=5×98 066.5Pa =50000Pa=490332.5Pa=4903.325hPa
となります。
wikipediaのタービン発電機の説明における「水素圧力が大気圧の2~5倍」と一致します。

水素は原子半径が小さく、おもちゃの風船から空気が漏れるように発電機から漏れると思います。
漏れた水素は同じかさらに高圧の水素ボンベから供給されます。

どう思われますか?

もし、大気圧の5倍以上の水素ボンベが1、3号機のタービン建屋にあったとしたら・・・
水素ボンベという爆発物はあったとしたら・・

それを、隠していたとしたら・・・
あそこで、危険な作業をされた方はなんだったのしょう・・


図にあるように水素など使わずに発電機は「安全」な水で冷やせるのに、
今現在、それをもやってない! のではないかと思えます。

なんなんだ、この国の原子力発電所は・・・

多分、もう原子力発電所の水素爆発 メモを書く必要はないと思います。
・・・・・・・
ありがとう ございました。

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